あごの関節周辺にある何らかの異常により、「口の開閉時に音がする」「顎が痛い」「口が開けづらい」といった症状が見られることがあります。
その原因は、大きく4つに分けられます。
筋肉がこわばることで血行障害が起こり、トラブルが生じるケースです。
首や頭部などにも痛みを感じる場合があります。
顎関節などに過度の力が加わると、捻挫のような炎症を起こす可能性があります。
上下にあるあごの骨の間で、相互に連携し、クッションのような働きをしているのが「関節円板」です。
この組織がなめらかに動かないと、顎にかかる力が分散されにくくなってしまいます。
顎関節の動きを制限するような変形が生じたり、新しい骨が形成されたりするケースです。
口を開け閉めすると、硬い物をすりつぶしたような音のする場合があります。
原因を解消すると同時に、痛みなどをやわらげる治療を併用して行います。
認知行動療法 | 顎関節症の原因となっている癖がある場合、患者様に自覚していただき、取り除くようにします。 |
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物理療法 | 患部を温めたり冷やしたりしながら、痛みの軽減を図ります。 |
運動療法 | リハビリによって、口がよく開くようにします。 |
器具による療法 | 顎関節や筋肉への負担を軽くする器具を使用して、影響を最小限に抑えます。 |
薬物療法 | 筋弛緩剤や、就寝時の歯ぎしりを抑えるための入眠剤を服用します。 |
外科療法 | これらの治療でも症状が改善されない場合は、手術による外科療法を検討します。 |
顎関節症は、普段からのセルフケアも大切です。歯を食いしばらないようにする、マッサージを心がける、うつ伏せの状態で寝ない、あごのエクササイズを行うなど、医師と相談の上で取り入れてみてください。
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